データセンターにおける各コンピュータ要素のハードウェアをラック単位で別々に集約する新たなIRSアーキテクチャを想定し、動的にFSO光無線通信リンクを利用することでアプリケーション毎にリソースを柔軟に分配し、資源利用率の向上を図るタスク実行トポロジの構成法を提案した。ラック間平均通信ホップ数を抑制するとともに、ジョブマッピングを光無線相互結合網向けに改良することで、パケットの平均ホップ数や平均通信遅延を最小化することができることを検証した。また、FSO光無線リンク付きIRSアーキテクチャへのジョブスケジューリング性能の評価を行い、アプリケーション実行時間の削減ができることを検証した。
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