研究課題
令和2年度は,鍵失効機能付きIDベース暗号(Revocable Identity-Based Encryption: RIBE)及び階層鍵隔離型IDベース暗号(Identity-Based Encryption with Hierarchical Key-Insulation: HKIBE)に関する研究を主に行った.具体的には,RIBEについて,以前発表した内容である復号鍵の漏洩耐性を有するRIBEについて,格子による構成に加えてペアリングによる構成を示した完全版を査読付国際論文誌にて発表したことに加え,以前国際会議で発表したペアリングによる効率的な構成に関する論文の完全版や階層型に拡張した場合における効率的な構成に関する論文がそれぞれ査読付国際論文誌に採録された.また,HKIBEについて,階層型IDベース暗号からの効率的な構成を示した.本成果は現在国際論文誌に投稿中である.その他,IDベース暗号への応用も視野に入れ,実社会で幅広く利用されているAESにおける鍵漏洩耐性についても解析を行い,国内会議及び査読付国際会議で発表した.
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すべて 雑誌論文 (5件) (うち国際共著 1件、 査読あり 4件、 オープンアクセス 2件) 備考 (1件)
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巻: - ページ: -
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https://iw-lab.jp/research/