本研究では、フォーマットの異なる複数のオンラインデータベースの情報を連携し、脆弱性管理の自動化技術を検討した。具体的には、フォーマットの異なる情報を連携する技術、各端末内にインストールされているソフトウェア情報をユニークな識別子に自動変換する技術、その識別子を用いて関連する脆弱性情報を取得する技術、その脆弱性の深刻度に応じてイントラネット上のスイッチの設定を動的に変更する技術を構築した。これらを連携することにより、IT資産の一覧情報管理、脆弱性の検知、初動対応の自動化を自動にて実現する技術を構築した。
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