広範囲を網羅するバリアフリーマップの実現を目指し,健常者の歩行時加速度データからバリア情報を自動検出する方法の基礎検討を行った。入力については,適切なセンサの種類・位置の決定と,ゲーミフィケーションを用いて歩行データ収集のモチベーションを維持するアプローチの検討を行った。分析については,加速度データからバリア種別を推定するためのニューラルネットワークの検討を行った。出力については,バリア情報を地図上に表示する際の問題点を明らかにした。これに加え,拡張現実感を用いた車椅子シミュレータのコンセプトを提案した。
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