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2017 年度 実施状況報告書

授業へのエンゲージメントに着目した授業設計・改善支援ツールの開発

研究課題

研究課題/領域番号 17K12942
研究機関東京大学

研究代表者

中澤 明子  東京大学, 大学総合教育研究センター, 助教 (20588230)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2019-03-31
キーワードアクティブラーニング / エンゲージメント / 授業設計 / 授業改善
研究実績の概要

本研究は、授業へのエンゲージメント(学習への動機づけや楽しさ等のポジティブな感情を持ちながら積極的に学習に参加すること)に着目し、授業設計・改善支援ツールを開発し評価するものである。
2017年度は、授業設計・改善支援ツールの開発準備期間として位置づけ、文献調査とエンゲージメント測定方法の検討・試行・評価を行った。
具体的には、授業終了時における生徒のエンゲージメントを把握し、それを教師がふり返り、次回以降の授業設計や改善に役立てることができる簡易的なツールを開発して検討した。簡易ツールは、授業終了時に生徒が行動・感情・認知面のエンゲージメントについて回答するアンケートと、授業後に教師が生徒のアンケート結果を確認し授業をふり返るワークシートから構成され、文献調査をもとに開発した。この簡易的なツールを中学校教師3名に試行してもらい、教師への質問紙調査と半構造化インタビューを実施して、使い勝手、有用性、改善点の3つの観点に基づいて評価した。その結果、使い勝手についてはある程度評価を得たものの改善・検討の余地があることがわかった。また、有用性については肯定的な評価を得たことに加えて、アンケートの質問文などの改善点が明らかになった。
また、この結果を日本教育工学会第33回全国大会で報告した。
このように、簡易的ツールの開発・試行・評価により、本研究で開発する最終的な授業設計・改善支援ツールに必要な要素が明らかになった。次年度以降、本結果を参考に、さらにツールの検討と開発・評価を進める。

現在までの達成度
現在までの達成度

3: やや遅れている

理由

2017年秋以降、妊娠による体調不良・入院・安静期間が続いたため、計画通りに研究活動を推進することが困難な状況になった。また、産休に入るための業務の引き継ぎ等にかかる時間が急遽必要になったことも遅れの要因である。以上のことより、「やや遅れている」と判断した。

今後の研究の推進方策

産休・育休のため研究活動は一時的に中断することになる。2019年1月には研究活動を再開する予定である。
研究活動再開後は、2017年度に得られた試行結果を踏まえ、最終的なツールの開発・評価を速やかに進める。また、エンゲージメントに関連する研究知見は日々新たなものが得られているため、文献調査や学会等での動向調査も同時に行い、意義のあるツール開発になるよう留意したい。あわせて、学会での成果報告も行う。

次年度使用額が生じた理由

2017年秋以降、妊娠により研究活動の実行に困難が生じ計画が遅れたため、次年度使用額が生じた。具体的には、文献調査・研究動向調査のための旅費、ツール開発のための費用において未使用額が生じた。
次年度は、ツールの検討・開発を継続して行う。そのため、必要な文献調査・研究動向調査のための旅費、ツール開発のための費用として今年度の未使用額を執行する予定である。これらの旅費、開発費用については、必要に応じて次年度分の助成金も合わせて使用する。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2017

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] アクティブラーニングに資する授業改善支援ツールの検討 -生徒のエンゲージメントを踏まえて-2017

    • 著者名/発表者名
      中澤明子・重田勝介
    • 学会等名
      日本教育工学会 第33回全国大会

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公開日: 2018-12-17  

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