研究成果の概要 |
本研究では,直方体の集合という形式で入力された3D物体のストリップパッキング問題を考える.直方体の集合形式は細かくして多くの直方体を用いて物体を表現すれば高い精度で任意の3D物体を表現でき,一般の物体を対象とするパッキング問題を高精度で近似的に解くことができた.解法としては,何も配置されていない状態から始めて, アイテムをひとつずつ配置していき, 最後に解を得るという構築型解法を開発した.解法の計算過程で動的に変化するアイテムの配置を効率よく保持するデータ構造を設計して,計算時間を削減した.
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