研究課題
平成29年度は,健常成人を対象にATの捻れの同定とType分類を,エコー装置の3D画像撮影を使用して行うことを目的とした.対象は,健常成人大学生100名(男性50名,女性50名)とした.我々の先行研究をを参考に捻れのTypeを軽度,中等度,重度の3Typeに分類した.方法は,エコー装置(Aplio500,TOSHIBA)と4Dプローブ(PLT-1204MV,TOSHIBA)を用いて行った.撮影肢位は,被験者は腹臥位となり,足部を台から出した足関節自然下垂位の状態で踵骨隆起の3D画像を撮影した.踵骨隆起による捻れの同定とType分類に関しては,遺体を用いた先行研究においてヒラメ筋の踵骨隆起付着部に特徴があり,その形状で分類が可能であった.その結果,TypeⅠが32%,TypeⅡが60%,TypeⅢが8%であった.
2: おおむね順調に進展している
平成29年度の結果を基に平成30年度ではType毎の力学的特性の違いを検討していく.
当初予定していた人件費・謝金が不要ななったため、差額が生じてしまった。平成30年度に繰り越して使用する予定である。
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すべて 雑誌論文 (10件) (うち査読あり 10件、 オープンアクセス 4件) 学会発表 (33件)
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