研究成果の概要 |
本研究の目的は,踵骨を回内・回外方向に動かした際にアキレス腱を構成する各腱線維束に加わるstrain(%)を捻れのType毎に検討することとした.その結果,どのタイプにおいても踵骨を回内すると,腓腹筋内側頭・外側頭は短縮、ヒラメ筋は伸張し,回外時には腓腹筋内側頭・外側頭は伸張し,ヒラメ筋は短縮した.特に,重度の捻れのTypeでは,踵骨の回内時にヒラメ筋の伸張度が最も大きかった(TypeⅠ: Sol:1.7 ± 3.4%, TypeⅡ: Sol:2.4 ± 1.4%, TypeⅢ: Sol:3.7 ± 6.0%).
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