様々なPFMsエクササイズのうち,どのエクササイズから指導することがよいのか,計測方法の検者内信頼性およびエクササイズの客観的難易度と主観的難易度の相違について調査した. 本研究では,客観的難易度と主観的難易度は必ずしも一致しないことが示唆された.ただし,主観的難易度による妥当性は低いことから,客観的評価を行いながら進めていく必要がある.症状が軽症で病院受診の必要がない腹圧性尿失禁患者や妊婦に対して,本研究結果は非常に有用であるといえる.今後は教育用動画を作成し,オンデマンド配信することで,医療機関を受診することなく行える予防方法として提供していきたい.
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