研究課題/領域番号 |
17K13161
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研究機関 | 静岡福祉大学 |
研究代表者 |
太田 洋一 静岡福祉大学, 社会福祉学部, 准教授 (60551760)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | 素早い力発揮 / 両側性機能低下 |
研究実績の概要 |
新型コロナウィルス感染症の影響により、予定していた実験はほとんど実施できなかった。 一方で、以前実施した実験の結果をまとめた論文が受理・掲載された。掲載された論文の内容は以下の通りである。 身体的不器用さと両側性機能低下との関係が不明なことから、最大下での素早い力発揮能力と力発揮の正確性に及ぼす両側性機能低下の影響を検討した。両側性機能低下とは、片手ずつ発揮する筋力の合計よりも両手で筋力を発揮した場合に、左右の合計の筋力が低下することである。本研究の目的は、最大下での素早い力発揮能力と力発揮の正確性に及ぼす両側性機能低下の影響を明らかにするものであった。最大筋力の30%MVCおよび50%MVCの力発揮をできるだけ素早く実施させた。試技は、右手のみ、左手のみ、両手同時の3条件実施した。本研究の結果、両側性機能低下は、最大下での素早い力発揮能力よりも、力発揮の正確性に影響を与えることが明らかとなった。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
新型コロナウィルス感染症の影響のため
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今後の研究の推進方策 |
研究期間を予定より1年延長した。新型コロナウィルス感染症の対策を取りつつ残りの課題を実施する。
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次年度使用額が生じた理由 |
新型コロナウィルス感染症により従来の実験が実施できなかったため。 研究期間を1年延長し次年度の研究で使用する。
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