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2023 年度 研究成果報告書

セルフモニタリングと援助希求に着目した、こころの健康教育プログラム作成と効果検証

研究課題

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研究課題/領域番号 17K13208
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 応用健康科学
研究機関帝京大学

研究代表者

金田 渉  帝京大学, 医学部, 講師 (30778353)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2024-03-31
キーワード学校精神保健 / 思春期 / メンタルヘルス / 精神保健 / 精神医学 / アウトリーチ / 教育プログラム
研究成果の概要

セルフモニタリングや援助希求に注目した、こころの健康教育プログラム教材を作成した。教材は無償公開し、実際に高校での授業経験を蓄積した。新型コロナ禍により、計画していた教育プログラムの効果検証に至らなかった点は本研究の限界である。
新型コロナ禍により研究計画の変更を余儀なくされたが、これを受けてパーソナル・リカバリー、ピア・サポート、ヤングケアラーなど、精神医学から学校精神保健に援用し得る概念を見出した。地域代表性の高い大規模疫学データを用いて、思春期の若者の精神的不調に関連する諸要因を明らかにした。また、精神科相談医の立場から、精神的不調の発見や受療実現に貢献し、学校精神保健の増進に寄与した。

自由記述の分野

精神医学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の学術的意義は、AYA期(思春期および若年成人期)のこころの健康教育に焦点を当てた点にある。精神疾患の発症が多くみられる思春期において、学校現場での教育プログラムを通じてセルフモニタリングや援助希求のスキルを育むことを目指す。これにより、従来の病院中心の精神科医療が対応しきれなかった精神的不調に対して、学校を中心とした予防・早期発見のアプローチを取り、精神保健教育の充実、こころの健康増進に寄与することができる。教育教材をすべて無償公開した点も社会的意義である。

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公開日: 2025-01-30  

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