バイオバンクにおけるバイオリソース(BR)が保管された年数によって生じる測定値の変動、すなわち初回の検査結果と保管されたBRの測定値がどのように変動しているのか、保管状況の影響に検討を行ってきた。その結果、10年を経過したBRにおいてこれまで報告してきた結果と比較して大きく変動した項目はなく、安定した状態で保管できていることが示唆された。また、健康科学リソースセンター(RECHS)におけるデータベースシステムについて精査し、システム全体の情報量を増やすこと、および情報入力の自動化を図った。その結果、パーソナルヘルスについての情報取得をより簡便化することが可能となった。
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