インターネット依存(Internet Addiction)に併存する精神症状、身体症状のひとつに睡眠障害がある。本研究では客観的指標を用いて睡眠状態や活動量を評価し、インターネットの利用状況との関連性を検討した。60人の中学生とその保護者に対する質問紙調査を行い、また、携帯型活動量計を用いて中学生の睡眠状態、活動量を評価した。インターネット依存度テストの得点により、インターネット正常使用群(26人)とインターネット依存傾向群(34人)とに2群化して比較したところ、インターネットの依存傾向が高い群では平均就寝時間が遅くなる傾向がみられた
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