幼児の体力測定の結果は、様々な環境要因(応援、気分etc..)に左右される。それに加え、幼児は複雑なテスト方法を理解することが難しい。特にバランス能力の測定は“動かないように”といった指示や、姿勢を保持するための細かい条件が設定されるケースが多い。できるだけシンプルかつ、遊びの要素を取り入れることで、テスト自体を楽しみ、熱中して行うことが期待される。 本研究で開発されたバランステストは“遊び”を取り入れることで幼児が熱中しながらテストに取り組むことが可能であることに加え、幼児において従来測定方法が確立できなかったバランス能力を測定可能とする。
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