今後の研究の推進方策 |
今後の研究の展開としては、次の2点があげられる。
1.村落語りの採集・アーカイブ化:これまでの成果としては、3州(マルキョク州, アイメリーク州, アイライ州)の村落歴史語りの採集と、うち1州(アイライ州)のアーカイブ映像化を達成した。今後も、バベルダオブ島に現存する4つのバイ(集会所):アイライ州2基, マルキョク・アイメリーク州各1基を対象に調査を継続させる。
2.言語継承・言語教育への展開:当初計画していた言語教育を目的とするワークショップは、昨年度中には達成できなかった。これを今年度に実現すべく、現在、ベラウ国立博物館と共催して企画に向けて話し合いを進めている。
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