研究課題/領域番号 |
17K13302
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研究機関 | 同志社大学 |
研究代表者 |
志柿 浩一郎 同志社大学, アメリカ研究所, 助教 (70734630)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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キーワード | 公平原則 / へノック / FCC / アメリカ研究 / メディア史 / 通信・放送政策史 / アメリカ女性史 / マスメディア |
研究実績の概要 |
研究成果では紀要1本を執筆し、受理された。2020年3月付け刊行された。また、現在投稿予定の論文を2つほど執筆中である。これに関しては、2020年度内に刊行の予定である。そのほか本研究の成果の一部を本の章の一部にあて、2020年度内に出版する予定でいる。出版社には原稿を提出し、受領された。今後の編集日程について打ち合わせをしている。成果公開へ前進したことは本年度の実績であると思っている。
一方で、研究の成果を公開するために最終のフォローアップ研究調査を実施する予定でいたが、研究外の諸業務への対応を優先せざるをえなかったこと、次年度より所属機関の移動が決定したこと、またコロナ禍の中で最終の日程調整をうまくできず延長することなった。予定どおりに研究を進められることができず、反省すべき点が残った。現在は、予定どおりにいかなかった分の研究成果を急いで形にするように進めている。難しい状況ではあるものの、本研究の成果公開を促進するために現在研究のまとめを可能な範囲で実施している。具体的には、アメリカの公文書館やアーカイブセンターにおいては、現在連絡を交換するようにし、いつでも研究が可能なように準備をすすめている。目に見える実績ではないものの、限られた中で研究を継続できるように準備できているのは、これまでの研究活動があってこそであると考えている。これまでの研究の積み重ねがなければ、研究計画の継続の有無について判断する必要があったと思う。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
成果公開およびそれに向けた最終研究が行えれば本研究は一旦終了する予定でいたが、予想外のことがおこり、予定どおりにすすまなかったことがある。成果公開に向け、研究成果を速やかにまとめる予定でいる。
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今後の研究の推進方策 |
研究成果をまとめるのみであるため、今後は可能な範囲で成果を公開していく。フォローアップ調査をする予定でいたが、この状況に鑑み、可能であれば実施、難しいと判断できる場合はフォローアップはせず、これまでの研究調査で収集した内容を下に研究成果を速やかにまとめる。
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次年度使用額が生じた理由 |
最終年度において海外にてフォローアップ調査を実施する予定でいたが調整が先方とうまく行かず再調整を1月以降に行うはずだった。しかしながら、想定外でおきたコロナ禍のため海外渡航を自粛する必要がでたため研究を2020年度に延長した。そのため次年度の使用額が生じた。なお、現時点では、フォローアップ調査に利用する予定でいるが、英語論文等の校正費用にも充てる
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