研究実績の概要 |
2023年4月に開催された、The Vaughan Associationの年次大会に参加することができなかったが、Jonathan Post, Robert Wilcher, Donald R. Dickson, Helen Wilcox などの17世紀研究者とのオンラインでの討論を行うことができた。その中で、本研究の目的である、17世紀英文学における磁力の位置づけと、清教徒革命の混乱期における音楽の役割を浮き彫りにすることができた。このテーマについて、ジョージ・ハーバートと初期近代音楽についての論考を発表したSimon Jacksonとより深く議論することができた。また、Elizabeth Siberryなどの歴史研究者との議論のなかで、17世紀のウェールズにおける磁力の扱い方と王立学士院での錬金術の研究が密接に関係していることを明らかにした。
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