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・教科書、教師用指導書、副教材、関連資料等の収集と分析：前年度に引き続き、オンライン等を活用して研究協力者（英語教育及び美術教育を専門とする教員）との研究協議を行い、図画工作科と小学校外国語活動・外国語科の教科内容が横断、融合した実践内容を客観的に分析・評価する方法について検討を行った。これまでの成果と課題を踏まえ、我が国の現行学習指導要領に示される２教科の見方・考え方及び資質・能力の活用という観点から教育実践の振り返り等を行い、児童の学習成果物（作品や学習シート等）の分析の質を高める研究方法について今後も検討していくことを確認した。また、研究方法の一つとして、授業における児童や教師の発話分析に関する情報共有も行った。今後の実践的研究及び理論的研究の方向性について検討することができた。
・海外調査：スペインの学校現場や大学における、CLIL教育の視点を生かした外国語教育の教授法や図画工作科・美術科と他教科との融合的な学びに関する先進的な取り組みの現場視察で得られた成果を基に、オンライン等を活用した現地協力者との研究ディスカッションや文献調査を行い、スペイン（マドリッド）の現況についての理解を深めることができた。海外との比較という観点から、今後の我が国における図画工作科と小学校外国語活動・外国語科の教科融合型学習の在り方について検討した。
・研究成果の公表：世界の教育に関する専門書籍の分担執筆を行い、スペインの学校に関する現状について紹介した。
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