研究課題/領域番号 |
17K13515
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
小島 直子 立命館大学, 政策科学部, 准教授 (80624890)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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キーワード | EMI / 動機づけ / 言語教育 |
研究実績の概要 |
2019年度は、最終年度として研究結果の発信を中心に行う予定であった。当初、その方法は大学における教員向けワークショップ、学会における口頭発表や論文出版、そしてウェブサイトなどを予定していた。実際には2018年度1月に英国Routledge社に提出していた書籍のプロポーザルが審査を通過し出版が決定した(契約済み)。2019年度12月が原稿の提出期限とであったため、本年度はその執筆に注力した。その時間を捻出するため口頭発表は10月に大阪大学で実施された研究会のみに絞った。研究実績が2019年度単体では予定を下回り、発信に時間がかかっている。その一方でプロジェクト全体としては世界的に著名な出版社から出版が可能になたことで当初予定していたよりも多くの研究者・教育者へ本プロジェクトの内容を発信できることとなった。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
研究成果にも記述した通り、2019年度は書籍の執筆に集中した。そのため、結果の学会による口頭発表などを最小限に抑えた。当初予定していたより出張費などが減少したため本プロジェクトの期間を延長し、2020年度に国内外の学会などで結果を発信する。
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今後の研究の推進方策 |
2020年度は1.査読者のコメントを基に書籍出版に向けた原稿のリバイス及び2.学会等における口頭発表を通した結果の発信を中心に行う。1.は3月末に審査員及びエディターからフィードバックを得たため、そのコメントに基づき現在修正中である。2.は2020年5月にJUSTEC (日米教員養成協議会年次大会)で、9月にはJACET (大学英語教育学会国際大会)で発表する予定であったが、コロナウイルスの影響によりJUSTECの年次大会は2021年度5月に延期、JACETについては開催中止となった。発表内容は準備できているため、今後の状況を見ながら発表を進めたい。
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次年度使用額が生じた理由 |
研究成果にも記述した通り、2019年度は書籍の執筆に集中するため、学会などにおける口頭発表による結果の発信を最小限に抑えた。そのため当初の予算と比較し旅費などが減少し実際の使用額が少なくなった。
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