研究課題/領域番号 |
17K13515
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
小島 直子 立命館大学, 政策科学部, 准教授 (80624890)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | EMI / Motivation / 教育実践 |
研究実績の概要 |
2020年度は、最終年度の予定で書籍執筆及び学会発表を通して研究成果の発信を中心に行う予定であった。しかし、コロナ禍により当初5月(国外)及び8月(国内)で予定していた学会発表が中止となった。結果として書籍執筆は当初の予定通り実施できたが、口頭での研究成果発信についてはゲストスピーカーとしての講義に変更せざるを得なかった。 具体的には英国Routledge社から2021年3月に「Student Motivation in English-Medium Instruction: Empirical Studies in a Japanese University 」を単著で出版した。 さらに同月に米国Gonzaga Universityの大学院(Master of Teaching English to Speakers of Other Languages)においてEnglish-Medium Instructionについてゲストスピーカーとして講義を担当した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
書籍による研究結果発信も完了した。口頭での研究成果発信以外は順調に進んでいる。
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今後の研究の推進方策 |
コロナ禍により口頭での研究成果発表が予定通り進んでおらず、口頭発表を通してのEMI教員とのネットワーク作りに苦戦している。2021年度も同様に人的ネットワークの構築については難しい状況が続くと考えられる。2021年度で本研究を終了させるために積極的にオンラインでのシンポジウムや学会に出席し(例えば6月にオンラインで実施される予定のThe integrating language and content in higher education East Asia symposiumなど)、研究結果について議論する予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
コロナ禍により当初予定していた学会発表が中止となった。そのため予定していた旅費が使用できず、次年度使用額が生じた。2021年度も旅費が使用できるかは不透明である。そのためどうしても予算の使用が難しい場合には研究成果の発信方法を論文執筆などに変更し英文校正費やオープンアクセスのための費用として使用する。
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