研究実績の概要 |
平成30年度は、本科研費に関連する研究として、投稿論文1本(査読付き)の公刊と、国内外の学会・研究会で4件の口頭報告を行った。加えて、近代イギリスに関する学界動向をまとめた。また、口頭報告の一つが、ミネルヴァ書房より刊行される論集『ナポレオン帝国と公共性』の一編となることが決まり、その草稿を書き上げ出版社に送付した(タイトルは「フランス革命・ナポレオン戦争期イギリスの政治的公共圏」)。 ・論文:‘Within the Bounds of Acceptability: Tory Associational Culture in Early-19th-Century Britain’, Parliamentary History (Wiley-Blackwell), vol. 37 (2018) ・口頭報告:‘Celebrating the Fox Dinners: The Whig Party’s View of Politics’, three-day conference, ‘British Society for Eighteenth-Century Studies, 48th Annual Conference 2019’ (St Hugh’s College, University of Oxford), 4-6 January 2019 ・口頭報告:「19世紀初頭イギリスにおける政治的アソシエーション―トーリ系結社と公共圏―」、名古屋近代イギリス研究会、於名古屋市立大学、2018年8月4日 ー 他2件 ・学界動向:2017年の歴史学界「回顧と展望」:「近代イギリス」(後半)『史学雑誌』(史学会)第127編第5号、2018年
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