研究実績の概要 |
四年目である2020年度は、新型コロナウィルスの影響により現地調査をほとんど行うことができなかったが、これまで収集した調査データをもとに研究成果をいくつかの出版物にまとめることができた。加えて、文献調査およびオンラインおよび電話を利用したインタビューなども実行することができたので、そうした調査で得られたデータをもとに単著本および他出版物の執筆を進めることができた。2020年度中に出版された研究成果は次の2点である。1、高橋五月(2020) 「魚のまち、途中の時間―危機と共に生きる人々と水産業」『地域の危機・釜石の対応 ―多層化する構造―』東大社研/中村尚史/玄田有史編。東京大学出版会。2、Hirokazu Miyazaki, Yuki Ashina, Satsuki Takahashi, Nobuyo Fujinaga, M. X. Mitchell, Sonja Schmid, Annelise Riles, Dai Yokomizo (2020) Nuclear Compensation: Lessons from Fukushima. Chicago: Northwestern University Libraries.
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