• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2022 年度 実績報告書

福島の沿岸漁業者が模索する「未来」に関する文化人類学的研究

研究課題

研究課題/領域番号 17K13590
研究機関法政大学

研究代表者

高橋 五月  法政大学, 人間環境学部, 教授 (50791084)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2023-03-31
キーワード福島 / 災害 / サステイナビリティ / 海 / 未来 / 漁業
研究実績の概要

本研究は、福島の沿岸漁業者が模索する「未来」に関して文化人類学的に考察することが目的であるが、最終年度である2022年度は、研究成果を単著本として出版する準備を大きく進めることができた。特に、2022年度前半は査読者のコメントをもとに追加で文献調査や先行研究を参照しながら、修正や加筆を完了させることができた。2022年度後半では、修正原稿をもとに完成版に仕上げる作業に注力することができた。単著本の完成原稿は2023年度に出来上がる見込みであり、2023年7月に米国、University of Washington Pressより英語で出版される予定である。また、単著本に加えて、2022年度は高校生向けの教科書の1章を担当し、本研究での成果を土台に海のサステイナビリティについて執筆した。他にも、2022年度は出版準備中の編著本分単章が1本あり、本研究の成果をもとに執筆と修正を行った。加えて、最終年度である2022年度は、日本だけでなくアメリカでの現地調査を実施し、本研究の成果を踏まえて、今後の調査に繋げるための有益なデータ収集を行うことができた。最後に、2023年3月には、米国ボストンで開催されたAssociation for Asian Studiesにて、本研究での研究成果をもとに、新たにマルチスピーシーズ民族誌を視座に取り入れた研究について口頭発表を行い、有益なフィードバックを得ることができた。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2023

すべて 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件) 図書 (1件)

  • [学会発表] Seeing the Unseeable: Cultivating “Response-ability” in Aquariums2023

    • 著者名/発表者名
      Satsuki Takahashi
    • 学会等名
      Association for Asian Studies in Boston
    • 国際学会
  • [図書] フィールドから地球を学ぶー地理授業のための60のエピソード2023

    • 著者名/発表者名
      横山 智 (編集), 湖中 真哉 (編集), 由井 義通 (編集), 綾部 真雄 (編集), 森本 泉 (編集), 三尾 裕子 (編集)
    • 総ページ数
      138
    • 出版者
      古今書院

URL: 

公開日: 2023-12-25  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi