研究成果の概要 |
本研究は、基礎付け主義とも反基礎付け主義とも異なる「ポスト基礎付け主義」(Oliver Marchart, Post-Foundational Political Thought: Political Difference in Nancy, Lefort, Badiou and Laclau)という立場に立脚しながら、民主主義の今後を構想するものである。本研究では、既存の代表制民主主義を問い直しつつ、またラディカル・デモクラシー論のありうべき方向として「アゴニズム(闘技民主主義)」の立場を擁護した。
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