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2023 年度 研究成果報告書

ポスト基礎付け主義時代におけるデモクラシーの行方:アゴニズムの民主主義論を中心に

研究課題

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研究課題/領域番号 17K13672
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 政治学
研究機関立命館大学

研究代表者

山本 圭  立命館大学, 法学部, 准教授 (90720798)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2024-03-31
キーワード現代民主主義 / アゴニズム / ポスト基礎付け主義
研究成果の概要

本研究は、基礎付け主義とも反基礎付け主義とも異なる「ポスト基礎付け主義」(Oliver Marchart, Post-Foundational Political Thought: Political Difference in Nancy, Lefort, Badiou and Laclau)という立場に立脚しながら、民主主義の今後を構想するものである。本研究では、既存の代表制民主主義を問い直しつつ、またラディカル・デモクラシー論のありうべき方向として「アゴニズム(闘技民主主義)」の立場を擁護した。

自由記述の分野

現代政治理論、民主主義論

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の学術的意義は、基礎付け主義や反基礎付け主義とも異なる第三の選択肢として、ポスト基礎付け主義という立場を明らかにしたことが挙げられよう。またそれにともない、民主主義のメインストリームである熟議民主主義の対抗軸として、あらためてアゴニズムの議論に着目したことも重要な貢献である。民主主義社会において異論を唱える自由や意見の多様性は重要であり、したがってアゴニズムの議論を打ち出すことの社会的意義は明らかである。

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公開日: 2025-01-30  

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