研究課題
インフレ率が負の場合(デフレーションの場合)にも状態依存型の名目価格設定の下で長期均衡が唯一存在することを示した論文'The Uniqueness of Steady-State Equilibrium under State-Dependent Pricing: The Case of Deflation'をEconomics Letters誌に投稿した。査読者のコメントを基に改訂し受理された。
2: おおむね順調に進展している
(1)名目賃金の状態依存性が存在する下での長期複数均衡の可能性、(2)借入制約と労働時間の関係、(3)名目価格の状態依存性が存在する下での長期均衡の唯一性という3つのプロジェクトを進めている。(1)と(3)については論文が英文査読誌に採択され、(2)に関する論文については現在改訂中である。
借入制約が労働時間に与える影響を分析するプロジェクトについて、モデルとデータの整合性の確認を引き続き行う。
新型コロナウイルス感染症の影響。
すべて 2021
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)
Economics Letters
巻: 209 ページ: 110136~110136
10.1016/j.econlet.2021.110136