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2022 年度 研究成果報告書

賃金調整、金融市場、金融政策

研究課題

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研究課題/領域番号 17K13700
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 理論経済学
研究機関京都大学

研究代表者

高橋 修平  京都大学, 経済研究所, 准教授 (60645406)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2023-03-31
キーワード賃金調整 / 金融市場 / 金融政策 / 長期均衡 / 労働時間
研究成果の概要

(1)名目賃金調整のタイミングがインフレ率など経済状態に依存する経済において、長期均衡の唯一性を示した。(2)名目価格調整のタイミングがインフレ率など経済状態に依存する経済において、デフレーションの場合にはインフレーションの場合よりも長期均衡が唯一である可能性が高いことを明らかにした。(3)家計の借入制約の変化は経済全体の労働時間に大きな影響を与えない可能性が高いことを示した。

自由記述の分野

マクロ経済学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の学術的意義は、これまで十分解明されていなかった、名目価格・名目賃金調整が状態依存性を持つときに長期均衡が唯一であるかという問題、そして家計が直面する借入制約という金融市場の状態が総労働時間にどのような影響を与えるかという問題に対して一定の答えを出したことにある。本研究の社会的な意義は、金融政策および金融市場の状況が個々の価格・賃金調整、労働時間、経済厚生に与える影響を明らかにしたことにある。

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公開日: 2024-01-30  

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