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2019 年度 研究成果報告書

制度の質が経済発展に与える効果に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 17K13740
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 経済政策
研究機関関西大学

研究代表者

岡田 啓介  関西大学, 経済学部, 准教授 (70633064)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワード経済発展 / 制度 / 政治体制 / 汚職
研究成果の概要

経済発展における制度的要因の重要性は広く知られている。本研究課題では、政治体制と多国間協力の枠組みの役割に着目し、主に次の3つの研究テーマに取り組んだ。(1)政治体制が健康水準(乳幼児死亡率、幼児死亡率、平均寿命)にどのような影響を及ぼすのかについて実証的に検証した。(2)天然資源を豊富に有する国は、その資源を利用して経済発展に成功するように一見思われるが、現実には経済が停滞することがしばしば観察される。この現象は「資源の呪い」として知られている。資源の呪いを軽減する国際的な取り組みの役割を理論的・実証的に検証した。(3)貿易自由化が生産性にどのような効果を及ぼすのかについて検証した。

自由記述の分野

経済学

研究成果の学術的意義や社会的意義

経済発展における制度的要因の重要性は近年、注目されている。その一方で、制度とは慣習や法、政治体制、社会への信頼など多岐にわたっており、理論的・実証的に検証するべき課題は依然として多い。本研究課題では、制度の質と経済発展の関係に関して、政治体制が健康水準に与える影響や「資源の呪い」を軽減する国際的な枠組みの役割について研究を進めてきた。これらの研究を通して、経済発展における制度の多面的な役割を明らかにした。

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公開日: 2021-02-19  

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