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2020 年度 実績報告書

災害復興下の被災地のコミュニティレジリエンス醸成に向けた研究―復興通貨を事例に

研究課題

研究課題/領域番号 17K13856
研究機関明治大学

研究代表者

中里 裕美  明治大学, 情報コミュニケーション学部, 専任准教授 (20555586)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2021-03-31
キーワードコミュニティレジリエンス / 復興通貨
研究実績の概要

本研究プロジェクトの目的は、東日本大震災の発生から6年が経過するなか、近年様々な領域において関心が高まっている「コミュニティレジリエンス」の概念に着目し、その欧米における研究の現状や動向等を調べるとともに、東日本大震災の被災地において取り組まれている「復興応援地域通貨(以下、 復興通貨)」活動の実態の把握とこの復興通貨活動が地域社会にどのような影響を与え得るのかという検討を通して、災害復興下の被災地における復興通貨活動の意義や役割について考察することである。
本研究プロジェクトの最終年度にあたる2020年度は、主として復興通貨活動と住民の主観的健康感について、これまでに実施した現地調査(定性・定量調査)から得られたデータ分析結果の知見をまとめて広く海外に公表することを目標とし、研究協力者と共同で箸した論文がR&R (Revise and Resubmit)を経て、国際ジャーナル誌「International Journal of Disaster Risk Reduction」に掲載された。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2020

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] Interplay between social support tie formations and subjective mental health conditions in a community currency system in Japanese disaster-affected communities: The ambivalent effects of social capital2020

    • 著者名/発表者名
      Hiromi Nakazato and Seunghoo Lim
    • 雑誌名

      International Journal of Disaster Risk Reduction

      巻: 51 ページ: 101809

    • DOI

      10.1016/j.ijdrr.2020.101809

    • 査読あり

URL: 

公開日: 2021-12-27  

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