文章の読み過程の包括的検討と読み支援手法の開発

2020 年度 実施状況報告書

• 研究課題/領域番号: 17K13915
• 研究機関: 大阪成蹊短期大学
• 研究代表者: 田中 哲平 大阪成蹊短期大学, 栄養学科, 講師 (30770416)
• 研究期間 (年度): 2017-04-01 – 2022-03-31
• キーワード: 文章読解 / 眼球運動分析

研究実績の概要

本年度は新型コロナウィルスの影響により、協力機関における実験室実験が実施できなかった。研究を一時中断し、2021年度に延期を予定している。関連領域（ワーキングメモリ、眼球運動分析、文章読解）の資料収集を行い、加えて実験刺激や手順の改良を行った。また文章読解に限らず様々な技能習得における熟達者の眼球運動が初学者に及ぼす影響について広く検討する必要があると考えられ、各領域の専門家とミーティングを行い、実験計画の検討を行った。なお本年度においても実験室実験の実施が不可能である可能性があるため、オンラインでの実験実施やアンケート調査に切り替える可能性も考慮しており、それに伴う実験手法の変更や質問紙調査の内容項目に関して検討を行っている。

現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

新型コロナウィルスの影響により、協力機関における実験室実験が実施できなかった。そのため、関連領域の資料収集や実験の精緻化に努めた。

今後の研究の推進方策

本年度は実験室実験を予定しているものの、感染症における実施可能かが現時点で不明である。そのため、ウェブ調査なども考慮し、オンラインでの実験実施も検討している。

次年度使用額が生じた理由

新型コロナウィルスの影響により、協力機関における実験室実験が実施できなかったため、研究を中断し次年度に延期を行った。