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2017 年度 実施状況報告書

遠隔心理療法の効果測定と家族介護者のうつ病予防プログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 17K13945
研究機関東北福祉大学

研究代表者

平泉 拓  東北福祉大学, 総合福祉学部, 助教 (00760828)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワード遠隔心理療法 / 事例研究
研究実績の概要

1年目は,遠隔心理療法の実施上の課題と工夫を検討するため,系統的な事例研究を実施した。テスト事例は5事例行い,その成果を学会発表2件にて公表した。学会発表での討議を踏まえて,事例論文を投稿準備中である。なお,対象者は当初予定の家族介護者を含むものであるが,より一般的な遠隔心理療法の課題と工夫を検討する必要が生じたため,介護従事者や介護者以外の対象者を含めてテスト事例を検討している。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

家族介護者への事例検討を進める際,より広い対象に対するテスト事例を検討することが本調査へのスムースな実施につながると判断し,テスト事例を積み重ねている。

今後の研究の推進方策

遠隔心理療法を用いた介護者のうつ病予防プログラムの開発に向けて,2年目は引き続き系統的な事例研究を進める。同時に,2年目に実施予定の比較対象群を設けた効果測定を行う準備を進める。さらに,本研究からの展開を想定し,家族介護者を対象としたサンプリングだけでなく,介護従事者(施設)や障がい者支援員(就労移行支援事業)への遠隔心理療法の応用可能性も検討する。

次年度使用額が生じた理由

1年目の実施計画を2年目に引き継ぐため研究に係る経費の一部を繰り越すもの。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2017

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 遠隔心理療法の課題と展望(Ⅰ):家族支援への応用可能性2017

    • 著者名/発表者名
      平泉 拓
    • 学会等名
      日本家族心理学会第34回大会
  • [学会発表] 遠隔心理療法の課題と展望(Ⅱ):キャリア相談に関する2事例2017

    • 著者名/発表者名
      平泉 拓
    • 学会等名
      日本ブリーフセラピー協会第9回学術会議

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公開日: 2018-12-17  

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