研究のプロセスは(1)装置や資料の流通(移設や売買)による組織間ネットワークの可視化、(2)「共同利用・共同研究」状況による組織間ネットワークの可視化、(3)論文共著情報等による組織間ネットワークの可視化、(4)特徴的な組織への訪問調査の4つからなる。 本研究は令和元年度までの課題であったが、全体的に進捗が遅れていたことから1年の延長を申請し、本年を最終年度と位置付けた。 新型コロナウイルスの感染拡大により、対面での訪問調査等が不可能となったこともあり、今後飛躍的に充実していくであろうインターネット上の情報を収集する体制づくりや、場所にとらわれず研究を続行可能な環境づくりを行い、次期採択の研究課題と連携しつつ、補助事業期間終了後も目標達成へ向けた活動を継続できる基盤を構築することを目指した。
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