研究課題/領域番号 |
17K14056
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
有海 順子 山形大学, 障がい学生支援センター, 准教授 (50633921)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | 意思表明 / 聴覚障害学生 / 合理的配慮 |
研究実績の概要 |
本研究は「合理的配慮に関する聴覚障害学生の意思表明スキル獲得とその活用過程」をテーマに、聴覚障害学生がどのような経験や要因によって意思表明スキルを獲得し、活用していくのか、その過程ならびに関連要因を当事者の語りから明らかにするものである。 令和2年度では、これまで精緻化してきたコードやカテゴリを整理・精査し、聴覚障害学生の意思表明スキル獲得プロセスおよび活用のプロセスの図式化を検討し、成果発表の準備を進めた。 令和3年度は成果発表として論文にまとめ投稿する予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
研究代表者の術後の治療継続のため研究遂行が困難な時期があり、加えて新型コロナウィルス感染症の影響により、業務のエフォートが高まり、研究遂行へのエフォートがなかなか割けなくなり遅れることとなってしまった。 最終年度では、成果発表として論文投稿の準備に注力する。
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今後の研究の推進方策 |
最終年度となる今年度は、聴覚障害学生の意思表明スキル獲得プロセスを図式化してまとめたものをいかにわかりやすく論文にまとめるか検討し、論文投稿による成果発表を目指す。
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