研究課題
若手研究(B)
潜在分布として,二変量対数正規分布が想定されるときに,当てはまりが良いとされるモデルの提案を行った.また,提案モデルを用いて対称モデルの分解定理を示した.さらに提案モデルがどのような条件下で当てはまりが良いかを,シミュレーションを通じて示すことができた.他にも,直接的な研究成果と呼ぶことはできないが,当該研究に取り組む過程で計7編の論文が査読付にジャーナルに採択・掲載されることとなった.
数理統計学
連続型の変数を、いくつかの切断点を設けて離散型の変数に変換し解析を行うことは、医学や経済学など様々な分野で行われているが、潜在分布に焦点を当てた研究はこれまで数少なかった。本研究で得られた成果をそれらの分野のデータに対して適用することで、これまでより詳細な解析が可能となる。