研究課題/領域番号 |
17K14331
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
物性Ⅱ
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
侯 達之 東北大学, 材料科学高等研究所, 助教 (00704355)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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キーワード | antiferromagnet / spin Hall effect / SMR |
研究成果の概要 |
反強磁性絶縁体のスピン透過を外部から操作することに成功した。 Neelベクトルを回転させる磁場。 この研究で新しい現象「spin colossal magnetoresistance」が確立された。 この研究はまた絶縁体ベースのスピン流回路の開発のための基礎を築く。 さらに、重金属/反強磁性絶縁体二層におけるSMRの磁場角度依存性を解析的に計算する。
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自由記述の分野 |
Spintronics
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
我々は、反強磁性絶縁体に新しい効果、巨大スピン磁気抵抗を発見した。 これは全絶縁体スピン流回路への実質的な進歩であり、これは動作中のエネルギーコストがはるかに低く、それ故にグリーン社会に不可欠な装置である。 スピン流制御のメカニズムも我々の研究でよく理解されており、それはさらなるデバイス開発の基礎を築くものである。
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