量子コンピューターなどへの応用が期待されているトポロジカル超伝導体の性質を明らかにすることを目的として、トポロジカル超伝導体候補物質CuxBi2Se3単結晶試料の作製及び物性評価、InxSn1-xTe、PbTaSe2の超伝導対称性研究を行った。InxSn1-xTeおよびPbTaSe2については、超伝導対称性をNMR法を用いて研究し、超伝導対称性を明らかにすることに成功した。この成果は共にPhysicalReviewB紙に論文として報告した。CuxBi2Se3単結晶試料の作成においては高品質な試料の作成に成功し、成果を日本物理学会にて報告した。また、成果に関する論文を執筆中である。
|