Sn1.0Ag0.7Cuをベースとして元素を添加した非鉛はんだの多軸クリープ疲労特性を明らかにすべく、実験とともに理論的なアプローチを行った。以下、実験の内容について述べる。標点間直径4 mmのミニチュア試験片について軸・ねじりの非比例疲労試験、クリープ疲労試験を行うため、微小荷重を高精度で測定可能な中空円筒形のロードセルを製作した。円形負荷における試験が実施可能であることを確認した。さらに、標点間直径2 mm以下の試験片について軸・ねじりの疲労試験、クリープ疲労試験を行うための試験機の開発を行った。試験片に捩じり角を与えて、一定に保持しながら、引張圧縮負荷を付与することが出来る試験機である。
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