研究成果の概要 |
トランス-1-クロロ-3,3,3-トリフルオロプロペン(CTFP) とトランス-1,3,3,3-テトラフルオロプロペン(TFP)の混合凝縮性ガスを導入する光ナノインプリント法は、真空環境なしにバブル欠陥を防止できる。本研究では、このナノインプリント法における、ガスの樹脂への吸収量の調査とパターン品質の評価を行った。グローブボックス内でガスに暴露した24種類の有機材料のガスの溶解量を測定し、ハンセンの溶解度パラメータを用いて解析を行った。また、アクリル系UV硬化樹脂液を用いて、ライン幅16nmが良好にパターニング可能なTFP/CTFPの混合凝縮性ガスの導入条件を見出した。
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