超高速単発過渡現象のイメージングを可能とするSequentially timed all-optical mapping photography (STAMP)法への適用に向けて、相対遅延を有する多波長パルス光を簡便に生成可能な光源構成を提案し、その原理検証実験を行った。マッハツェンダ変調器と位相変調器にパルス電圧を印加することで約17 psのパルス光を生成し、変調器へ入力する多波長CWレーザ光の波長間隔や伝搬光ファイバ長を制御することで多波長パルス光の遅延を精密に制御できることがわかった。今後、STAMP法に適用した簡便なイメージング構成の実現が期待される。
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