ADEM(Advanced Distinct Element Method)とSPH(Smoothed Particle Hydrodynamics)のカップリングモデルにより、鉱石の加熱時における軟化溶融挙動の再現を試みた。単一の鉱石の定性的な溶融挙動の再現に成功し、構築したモデルが上記の解析対して有効であることが示された。鉱石の荷重軟化試験における温度-収縮率曲線を実験的に取得し、連結バネ定数の変化によって鉱石の変形挙動の再現に成功した。単一の荷重軟化試験で決定されたパラメータを用いて粒子層の荷重軟化試験に適用することで、充填層の収縮挙動を予測できることが示された。
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