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2018 年度 研究成果報告書

記憶痕跡の動態解析と操作による恐怖記憶消去機構の解析

研究課題

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研究課題/領域番号 17K14930
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 神経生理学・神経科学一般
研究機関東京大学

研究代表者

金 亮  東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 助教 (60793916)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2019-03-31
キーワード恐怖記憶消去 / 記憶痕跡 / 光遺伝学
研究成果の概要

本研究では、記憶情報を担う記憶痕跡の観点から、恐怖記憶消去のメカニズムを明らかにすることを目的とした。記憶痕跡細胞を標識・操作可能な遺伝子改変マウス、および光遺伝学的手法を用いた解析から、同一脳内において、恐怖と消去の両方を制御する細胞群を有する脳領域と別々に制御する細胞群を有する脳領域の両者が共存していることを見出した。

自由記述の分野

神経生化学

研究成果の学術的意義や社会的意義

恐怖と消去の両方を担う神経細胞集団が存在するという可能性は、この細胞集団に着目し、転換を制御し、消去誘導に関わる分子実態を明らかにする研究に発展する可能性があり、このことは、消去が心的外傷後ストレス障害といった疾患の治療標的として注目されているが、将来有効な治療薬開発の基礎研究として発展する可能性もある。

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公開日: 2020-03-30  

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