マウスA/J系統のストレプトゾトシン(STZ)感受性候補変異として見出したMpg遺伝子のp.Ala132Ser変異とマウスNSY/Hos(NSY)系統のSTZ感受性候補変異として見出したRad50遺伝子のp.Gly200Val変異のSTZ感受性への関与を検証する為、本研究ではそれぞれの変異をゲノム編集技術により正常型に置換したマウスを作製し、そのSTZ感受性を調査した。その結果、Mpg遺伝子のp.Ala132Ser変異はSTZ感受性へ関与していないことが確認された。一方、Rad50遺伝子のp.Gly200Val変異はNSY系統のSTZ感受性を規定する変異の一つであることが実証された。
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