免疫チェックポイント阻害薬の効果予測因子としての腸内フローラの研究

2019 年度 実施状況報告書

• 研究課題/領域番号: 17K15028
• 研究機関: 福島県立医科大学
• 研究代表者: 大和田 有紀 福島県立医科大学, 医学部, 助手 (20791502)
• 研究期間 (年度): 2017-04-01 – 2021-03-31
• キーワード: 免疫チェックポイント阻害薬 / 腸内細菌叢

研究実績の概要

産前産後の休業および育児休業のため、令和元年1月から令和2年3月まで補助事業を中断していました。

現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

令和元年度に産休・育休で事業を中断していたため

今後の研究の推進方策

得られた腸内細菌叢の遺伝子情報を解析し、免疫チェックポイント阻害薬の効果と関連がある細菌叢の傾向を確認する。症例数が少なく、十分な菌叢の同定に至らない場合は、前向きな検討としての細菌叢の摂取を行いながらの免疫チェックポイント阻害薬投与は困難と考えられる。可能であれば特定の腸内細菌叢の存在のみではなく、腸内環境が予測できるような腸内細菌叢の傾向を確認したい。

次年度使用額が生じた理由

当該年度は出産のため産前産後休暇、育児休暇を取得して1年間休業していたため。
次年度は、ゲノム情報の解析と学会発表・論文投稿等に使用する。