RabGEFのヌクレオチド交換触媒ドメインは多様であることが知られている。本研究では、SH3BP5-Rab11a複合体の立体構造解析により、新規のRabGEFであるSH3BP5の反応機構を解明した。また、連携研究者である群馬大学の佐藤健研究室との共同研究により、SH3BP5の細胞内挙動を解析した。論文執筆中に、カナダのグループからSH3BP5-Rab11a複合体構造についての論文がnature communicationsに発表されてしまった。その内容は我々の研究成果と一致するものであり、我々の結果を裏付けた。得られた研究成果をまとめてLife Science Allianceに発表した。
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