研究成果の概要 |
比較的林業へ新規就業後数年での独立・起業者が多くみられる地域において,独立・起業から数年の機械化を進めている経営者へ聞き取り調査を実施した結果,初期の機械購入においては消費者向けの融資サービスの利用による資金確保が見られること,機械や資金調達方法の選定には,事業地への修理等での技術者派遣が可能な機械販売代理店等に既定される傾向が見られた。農業・漁業と異なり系統金融機関がない林業分野の小規模経営者への信用の担保や低金利融資等を支援する政策が求められる。また,アンケート調査により一人親方などの個人事業主一般として2000年代半ば以降機械化は進展していないことが明らかになった。
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