研究課題/領域番号 |
17K15410
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用分子細胞生物学
|
研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
UTADA ANDREW 筑波大学, 生命環境系, 准教授 (90776626)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
|
キーワード | Pseudomonas aeruginosa / mucoid phenotype / spontaneous mutation / phenotypic switching |
研究成果の概要 |
日和見病原菌である緑膿菌Pseudomonas aeruginosa は、バイオフィルムのモデル細菌である。そのムコイド株は、細胞外多糖のアルギン酸を大量産生することで、嚢胞性線維症患者の死亡原因となる。我々は、ムコイド株が高頻度に復帰変異を生じ、アルギン酸産生能を失うことを見出した。そこで、蛍光タンパク質の発現が変化するレポーターをムコイド株に導入し、この復帰変異株を区別可能な系を確立した。現在、これらの株をフローサイトメトリーや広視野共焦点顕微鏡を用いて解析している。また、ムコイド株コロニーにおける局所的な復帰変異率の定量化や復帰変異に関わる主要因子の同定に取り組んでいる。
|
自由記述の分野 |
農学
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
We have generated a reporter strain through this work that has the potential to enable the clarification of the biofilm forming properties of the mucoid mutant strain. This research has potential to clarify the ecological significance of polysaccharide overproduction.
|