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2019 年度 研究成果報告書

化学物質の代謝活性化によるアレルギー性接触皮膚炎発症の構造的要因の解明と発症予測

研究課題

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研究課題/領域番号 17K15493
研究種目

若手研究(B)

配分区分基金
研究分野 環境・衛生系薬学
研究機関日本薬科大学

研究代表者

浦丸 直人  日本薬科大学, 薬学部, 講師 (90424069)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
キーワード薬物アレルギー / 薬物代謝 / ドラッグデザイン / 構造活性相関
研究成果の概要

本研究では、市販後におけるアレルギー性接触皮膚炎の発症頻度が高く、皮膚に使用されている酸性非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)のアレルギー性接触皮膚炎の発症の回避をターゲットとして、代謝活性化制御を目論んだドラッグデザインに基づいた合成とその生物活性評価を目的とした。今回の検討では、目的とするトリフルオロメチル基が導入されたNSAIDs誘導体の合成とその生物活性評価には至っていないが、本研究での観点は、薬物アレルギー発症機序を化学物質の化学構造的側面から捉え、化学物質の構造的要因から薬物アレルギーの発症予測に繋がることが期待される。

自由記述の分野

衛生薬学

研究成果の学術的意義や社会的意義

アレルギー性接触皮膚炎(Allergic Contact Dermatitis)は医薬品、香粧品等で使用されている化学物質(環境化学物質を含む)により起因することが知られており、化学物質の使用前の薬物アレルギー発症予測は困難であり、薬物アレルギー反応を正確に予測する手段は見出されていない。本研究では、化学物質の生体内代謝反応と化学構造的要因から薬物アレルギー発症予測に寄与することを目的としている。

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公開日: 2021-02-19  

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