研究課題
子宮頸癌検診陽性患者(HSIL以上の結果)においてパンチ生検結果をgolden standardとした病変の検出能をみる比較検討(NBI-ME vs コルポ)を行っている。引き続いて、パンチ生検結果にてCIN3以上の患者は子宮頚部円錐切除の対象となるため、その円錐切除の病理結果をgolden standardとし、各々の検査手技で記載した所見結果と照合し一致率(正診率)を算出している。現在、15症例集積されており、NBIの検出能は感度80%程度となっており、パンチ生検にてCIN3以上の患者は、円錐切除切片が得られるため、一致しているかどうかも現在検討中である。
2: おおむね順調に進展している
症例は15症例であるが、順調に集積されている。
CIN3以上の病理診断を指示するmicroRNA分子を2555日運指が搭載されたアレイチップから同定し、リアルタイムPCRにて確認する。これを補助診断に利用できるようにする。上記を今後進めていく方針である。
物品費が見積もりより安くなったため、次年度に繰越、物品費に使用することにした。
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すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件)
Oncol Lett.
巻: 14(1) ページ: 355-362
10.3892/ol.2017.6157.