研究代表者は研究期間中に異動し、研究計画を一部変更した。本研究は成人における分岐鎖アミノ酸(BCAAs: branched-chain amino acids)摂取量を推定可能とし、BCAAs摂取量やBCAAsを多く含む食品摂取、各種栄養素摂取量と糖尿病リスクマーカーとの関連を評価することを目的とした。対象者は人間ドックを受診した男女およそ5,000名(35~69歳)とした。BCAAsを多く含む魚の摂取とHbA1c値が負の関連を示し、n-3系多価不飽和脂肪酸の摂取量などの共変量を調整した場合でも同様の結果を得た。データの限界のため、BCAAs摂取量を推定し個人差を検出することはできなかった。
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