研究課題
若手研究(B)
骨粗鬆症予防のためのコホート研究の平成23年調査時65歳以上であった546名を対象とし、同時点に採取した凍結保存血清を用いてCAF値を測定した。CAF値とサルコペニアの有無との関連について断面的に解析した結果、年齢調整後も有意に関連した。一方、平成27~29年の追跡調査時におけるサルコペニア新規発生との関連を縦断的に解析したが、イベント発生数が少なく、統計的に有意な傾向を示すのみであった。
疫学
要介護化や死亡のリスク要因であるサルコペニアについて、その発生前に生じると想定されている神経筋シナプスの形態変化のバイオマーカーである血中CAF値について、地域在住女性を対象とし、横断的な解析のみであるがサルコペニアとの関連を確認した。