労働時間と喫煙の関連について日英それぞれの大規模疫学研究データを用い、乳児を持つ母を対象として解析を行った。英国のほうが喫煙率が高かった。日英双方で就労時間が長いほど喫煙する傾向を示したものの、英国においては統計学的有意差を認めなかった。労働時間・就労形態・家族構成と、3歳半時点での体罰の使用について、日本の大規模疫学研究データを用い、3歳半の児をもつ家庭(父母)を対象として解析を行った。3歳半児への体罰使用割合は、主フや、不安定な職業(パートタイム、自営業、内職)、ひとり親世帯、兄弟がいる家庭で高く、三世代世帯では低かった。
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